■ ID | 781 |
■ 種類 | 論文 |
■ タイトル | 香料及び紫外線吸収剤の下水処理場及び環境中への負荷量原単位推定と下水処理場における除去特性の把握 |
■ 著者 | 亀田豊
埼玉県環境科学国際センター 山下洋正 (独)土木研究所 尾崎正明 (独)土木研究所 |
■ 出版元 | (社)日本水環境学会 |
■ 出版年 | 2008 |
■ 誌名・巻・号・年 | 水環境学会誌、Vol.31、No.7、367-374、2008 |
■ 抄録・要旨 | 筆者らの既往の報告により香料及び紫外線吸収剤が日本でも河川水、底質及び下水や下水処理水に比較的高濃度に含まれていることが明らかとなった。海外ではこれらの主な排出源は下水処理場からの放流水と推定されているが、その排出量や下水処理場における除去特性に関する情報は少ない。
本研究では、筆者らが確立した香料及び紫外線吸収剤の多成分同時分析手法を用いて、国内の47ヶ所の下水処理場流入水中濃度、下水処理水中濃度を測定し、香料及び紫外線吸収剤の下水処理場への負荷量原単位及び環境中への負荷量原単位を統計的に推定した。さらに、これらの物質の国内年間製造量データと推定された原単位に基づく推定国内年間消費量を比較した。一方、下水処理場における返送汚泥中濃度も測定し、これらの物質の下水処理場での除去率及び汚泥への吸着による除去率を計算し、これらの物質の除去特性を把握した。 |
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